マキベリー
Posted 2015.10.16学名:Aristotelia Chilensis
俗名:マキベリー
科目:アオイ目ホルトノキ科
食用の部位:果実
産地:チリ南部のパタゴニア地方など
植物の詳細:チリ南部のパタゴニア地方原産の植物で、南極からほど近い大自然の中で自生しています。自生している場所は標高が高く、強い紫外線、強い風、昼夜の寒暖差が激しい過酷な環境下で、自身が生存していくために豊富な栄養素を蓄えられるように進化してきました。この地の先住民族であるマプチェ族は古くからマキベリーの果実を食していました。
マキベリーの特徴
マキベリーの栄養価は濃い紫色の外皮が示すとおりポリフェノールの中でもアントシアニンのデルフィニジンが高いことで知られています。デルフィニジンは高い抗酸化力があり、抗酸化力を示す数値としてORAC値というものがありますが、その数値は27,600/100gにもなります。この数値は抗酸化力が高いことで知られるアサイーに比べると約1.7倍もの数値となります。
フレッシュなものは日本では手に入りにくいですが、パウダー状に加工されたものは最近では簡単に手に入るようになりました。パウダーには種を除いたものや、種と果実を丸ごと加工したものがあります。風味はほのかに酸味後と甘みがありますが、他の食材のじゃまをすることは有りません。スムージーやヨーグルトに混ぜたり、ソースやドレッシングに使うと良いかと思います。ベリー系との相性も抜群です。
こんな方に
マキベリーに含まれるデルフィニジンは抗酸化成分として働いてくれますし、同じく抗酸化ビタミンのビタミンCや皮膚や粘膜の保護をしてくれるビタミンAも含有しているので正に美容に適したスーパーフードといえます。
<マキベリーに含まれる特徴的な栄養成分>
- ポリフェノール(アントシアニン(デルフィニジン))
- ビタミン(ビタミンA、ビタミンCなど)
- ミネラル(鉄、カリウムなど)